奈良フィルの歴史

 奈良フィルハーモニー管弦楽団は、「奈良にプロ・オーケストラを!」と、志ある音楽家たちが集い、1985年に結成したプロ・オーケストラ。メンバーは、高度な音楽教育を受け、ソロやアンサンブル等にも活躍する他、積極的に後進の指導にもあたっている。 奈良での演奏会も定着し、その音の美しさと緻密なハーモニーは、聴衆から高く評価をうけている。
 奈良県主催「なら・ミュージックフェスティバル“石丸 寛”トーク&コンサート」、「オープニングフェスタ“宮川 泰”ハッピーコンサート」、「“山本直純”のゆかいなコンサート」に出演。20世紀最後の大晦日に生駒市でカウントダウンコンサートに出演、2001年「宝くじコンサート・奈良フィルハーモニー管弦楽団特別演奏会」に出演、同じく、斑鳩町文化振興財団主催「奈良フィル&オリヴィエ・シャルリエコンサート」に出演。
同年6月大和郡山市21世紀記念事業「第九演奏会」に出演。以後2002~2005年、やまと郡山城ホール主催「大和郡山市民第九演奏会」に出演。
また、'99年、2000年、2001年香川県仲南町に招かれる。「子と親の楽しいコンサート」を各地で開催し、青少年の情操教育にも力を入れている。
 日本を代表する指揮の秋山和慶氏と世界的なヴァイオリニスト、オリヴィエ・シャルリエ氏を迎えての20周年記念第15回定期演奏会は、大好評を博した。
やまと郡山城ホールにおいて2002年より毎年ニューイヤーコンサートに出演。
2006年から始まった「なら燈花会プロムナードコンサート」に指揮者 金聖響、横島勝人、阪哲朗、矢澤定明、和太鼓奏者 林英哲、ピアニスト メジューエワ、近藤嘉宏、仲道育代、小川典子、横山幸雄、ジャズピアニスト山下洋輔、二胡奏者チェン・ミン、テノール歌手錦織健、ヴァイオリニスト川井郁子、チェリスト宮田 大と共演。
2008年10月東大寺大仏殿前に於いて、東大寺世界遺産登録10周年記念コンサートに出演。第1回「ならピ!」に出演。2013年より毎年、奈良県主催「ムジークフェストなら」に県民一般公募の合唱団と第九を演奏。その美しく迫力ある演奏に好評を博す。2015年11月1日青島広志氏を迎えて奈良フィル30周年特別記念演奏会を開催。30周年のお祝いに相応しく楽しいコンサートに会場が一体となり、大成功を収めた。
 '97年に第1回定期演奏会を開催し、以降、年2回のペースで定期演奏会と、月1回のサロンコンサートを開催。
結成当初の「もっと楽しいコンサートを!」を今もモットーに、近畿一円の公共団体及び各種団体からも招かれ、演奏活動を行っている。
奈良県のプロ・オーケストラとして日本オーケストラ連盟に籍を置く。
日本オーケストラ連盟準会員。